管理人のタケです。この記事を読んで頂き、ありがとうございます。
この記事では、「何のために働くのか?」について機械設計者の観点で書いていきたいと思います。
この記事を読むことで、仕事の忙しさに忙殺されそうになっている方も、一度原点に立ち返り、明日のためのエネルギーに変換して頂けると幸いです。
生活のため、家族のため
機械設計者に限らず、社会人の全員に言えることだと思いますが、あなた個人が、または家族と一緒に幸せに生活するためには、少なくともお金が必要です。
お金を稼ぐためには働く必要があります。
これに関してはみなさん合意されると思いますし、一番ベースとなる概念だと思います。
ただし、機械設計者の皆さんは、生活のためだけにこの職業を選んだわけではないと思います。何となく機械設計者になった方も多いと思いますが、少なからず、職業を選ぶときに、夢や希望を描いたと思います。
私は、某メーカーで働いていますが、入社当初から、自分の専門分野で世界一の技術者になることを夢見ていました。
ベテランになった今でも、専門性を広げ、入社した時より広い分野で世界一を目指しています。・・・まだまだ道のりは遠いですが。
私は、副業も、お金のためだけではなく、この夢を実現させるための一環だと思っています。
感動するため
機械設計者をはじめとしたエンジニアは仕事に生きがいを見出しやすい職業だと思います。
例えば、
自分の設計したものが、実際に試作品など、形になったとき
組み立てやすく工夫して設計した箇所を組立作業者に喜んでもらったとき
自分の設計した製品をユーザーに使ってもらったとき
こんな時に、機械設計者になって本当に良かったと思います。これは機械設計者の醍醐味です。この時感じた、感動はいつまでも忘れないようにしたいです。
また、ベテランになると、部下または後輩が自分が経験した感動を同じように味わってくれていることにも生きがいに感じられます。
仕事で感動できることが多い機械設計者は本当に良い職業だと思います。
忙しさに忙殺されているときも、設計ミスで青ざめているときも、自分の設計で感動できるときが必ずすぐ来ます。
自分の設計に誇りを持てるときが来ます。部下が笑顔になるときがきっと来ます。
きついときこそ、自分がすぐに感動できるということを忘れないようにしましょう。
もちろん、息抜きは忘れないでくださいね。
人のため
設計業務にある程度慣れると、自分の設計したものがどのように組み立てられ、どのようにユーザーに使ってもらえるのか、考えながら設計を進めることが出来るようになります。
良い設計者は、設計中に何度も繰り返す工夫や判断を、自分がやりたいという理由ではなく、自分の製品を使ってくれるユーザー基準で判断します。
自分のためではなく、ユーザーのためを徹底的に考えながら設計作業を続けると、人を感動させることが出来る製品が出来上がります。
人を感動させられる製品を設計することを心掛けましょう。
これが自分のモチベーションとなり、働きがいとなります。
機械設計者には、人を感動させ、人の生活を豊かにする力があります。
つい忘れがちになってしまいますが、自分の設計した製品を使ってくれる人のために働くことを常に意識しましょう。
まとめ
以上、「何のために働くか」について書いてきました。
生活のために働くことは当然ですが、自分が感動でき、人の生活を豊かにすることが出来る機械設計者の仕事は、改めてすばらしい仕事だと思いました。
もちろん、「他の理由もあるよ!」と思っている方もいらっしゃると思います。
仕事に対するモチベーションは人それぞれであり、この記事はあくまでも管理人の一見解にすぎません。
是非ご意見等ございましたらコメントいただけると幸いです。
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