機械設計者の年収は低い?について説明します

機械設計者
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管理人のタケです。この記事を読んで頂きありがとうございます。

この記事では、機械設計者の年収について他の業種と比較して低いのか?
について説明します。

勤める会社によって年収は異なるので日本全体の機械設計者について書いてある記事だと思って読んで頂けると良いと思います。

最初に結論から言いますと、他業種と比較し、機械設計者の年収が低いわけありません。

以下で説明していきます。※管理人の視点でまとめています。

比較的新しい年収のデータを載せました。

業界別年収ランキング (2018年調査)

引用元 PRTIMES

機械系のエンジニアが主となりそうな業界に赤線を引きました。見ていただければわかる通り、業界別で順位が上位に入っているものが多いです。

世界経済の動向により業績が変化する業界ですが、今後を見据えたとき、突然仕事がなくなるといったリスクが少なく、安定しているにもかかわらず上位にランクインしている業界が多いことが分かります。

もし、特定の会社の業績が突然落ちたとしても、機械エンジニア、その中でも重要なスキルを持つ機械設計者のみなさんは、スキルさえしっかりしておけば、他の受け皿はたくさんあるとも言えます。

この調査結果は、業界別です。企業内の平均年収を業界別に調査した結果です。
つまり、企業内には技術職だけでなく、営業職、事務職等も含まれます。

次に、技術職のみの平均年収を調査したデータを載せます。


技術者の職種別年収ランキング (2017年調査)

引用元 E&M JOBS

業界別の調査結果と比較し、技術職の平均年収が100万円以上、上がっていることが分かります。

もちろん、調査した会社や、調査年度が違うため、簡単には比較できませんが、総じての傾向としてはこのようになっています。やはり、技術職は強いですね。

日本人の平均年収は 441万円( 2019年 国税庁の民間給与実態調査より)と言われていますから、しっかりとスキルを身に着けた技術職が現在でも優遇されていることが分かります。

機械設計者の平均年収と他業種との比較についていろいろ調べたのですが、残念ながらそのものずばりの資料が見つかりませんでした。

技術職の中で機械設計者はどのくらいのランクか、確認すると、真ん中より少し上といったところです。ただし、開発と機械・電気・回路設計が分離して議論されているのが少し疑問ですが。

本来であればハード系の設計は開発業務に属するものであるため、もう少し技術職の中で機械設計者のランクは高いことが考えられます。

この調査結果を分析するにあたり、分かることは、

安心して機械設計者としてキャリアを積んでください

ということです。あなたの持っているスキルはきっとあなたを裏切りません。

ただし、あなたの会社単体で見るともちろん経営が傾くことや、場合によっては倒産、リストラなど事務職、技術職関係なくあり得ます。

あなたが生涯一つの会社に勤めるのであれば、2~3回程度は危機が訪れると考えられます。

そのためにも、あなたのスキルを常に磨き、広い分野に精通することでオンリーワンの機械設計者になることを強くお勧めします。

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